「塾との相性」明暗分けた2人の息子

私には息子が2人います。小学校低学年のとき、2人とも学校の成績は決して良いほうではありませんでした。そこで「せめてクラスで中位ぐらいの成績にはなってほしい」と考え、近所の学習塾に通わせました。あくまでも学校の授業の補習が目的です。そこは個人経営の学習塾で、ご夫婦で経営されていました。お二人とも大変おだやかな人がら。

 

近所の評判もよく、「ここなら」と思って子どもたちを通わせることにしたのです。どちらも小学校4年から6年までの3年間お世話になりました。

 

ところが、息子たちの反応も、勉強の効果もまったく対照的になったのです。長男のほうは、最初からいやいや通いはじめ、なかなか塾になじめず、「やめたい、やめたい」と口癖のように言っていました。
そんなモチベーションで勉強が身につくはずがありません。結局、3年間、成績はほとんど上昇しないまま、中学へ進みました。

 

対照的に次男は最初から、やる気まんまん。先生のことが大好きで、「どうして塾は週に3回だけなの?」とか「学校の先生と塾の先生が入れ替わればいいのに」などと話していました。それだけやる気があって、塾になじんだのですから、当然勉強もいっしょうけんめいになります。小学校卒業の時には、クラスでもトップグループの成績になりました。要するに「塾との相性の良し悪し」ということなのでしょう。